Windowsアプリケーションを入れていたE:ドライブがオーバーフローしそうになったので、増設することにした。現状のバックアップ装置がSyquest270Sなので、あまり大きなパーティションを作ってしまうとバックアップできなくて困るという問題もある。しかし、DATは10万円以上するし、SeagateのTapeStar8000も出回っていないから、それならディスクを増やした部分で大きなパーティションはバックアップしてしまえばいいのではと考えた次第である。結局、実績もあり消費電力が少なくて静かなIBM DORS-32160を買うことにした。将来的にUltoraSCSIにしておいた方がと思って32160Uとするが、これが良かったのか悪かったのよくわからない状態だ。というのも、従来のDORS-32160と比べてやかましいのが悪い点、少し速いのがよい点である。
基本的にDEPS-30180SをDORS-32160Uで置き換えるという手法を考えてはいたのだが、具体的なパーティション構成をどうするかという点では、明確な構想がないまま動き出してしまった。とりあえずC:,D:は現状のサイズでそのまま移すとして、E:に関しては倍サイズにすることとする。悩んだのは2台目の方で、しばらく旧E:のパーティションを消したまま運用したりしていたが、結局中途半端なサイズをさける形でF:G:H:をそれぞれ509MByteとすることとした。(F:を1019MByteにしてもよかったが、何となく使いにくそうな感じがしたのと、E:がさらに溢れたら、G:がすいている方がいいという考え方である。)移行自体は、平日の夜に行ったりしたので時間がかかったが、特に大きなトラブルもなく進捗した。一度FDISKが変になったので慌てはしたが、OS/2のFDISKを使って事なきを得た。おまけにこれでI:J:のフォーマットまでできたから、まあ上等であろう。
以下にパーティション構成を示す(従来誤っていたサイズを正確に修正した)
従来 | 再構成後 |
---|---|
SCSI#0 IBM DEPS-31080S 基本C:DOS&Windows&95(509MByte) 拡張D:スワップ&テンポラリ(509MByte) |
SCSI#0 IBM DORS-32160U 基本C:DOS&Windows&95(509MByte) 拡張D:スワップ&テンポラリ(509MByte) 拡張E:アプリケーション(1019MByte) |
SCSI#1 IBM DORS-32160 拡張E:アプリケーション(509MByte) 拡張F:コンパイラ&データ(509MByte) 拡張G:DOS用ゲーム(251MByte) 拡張H:テンポラリ(251MByte) 拡張I:OS/2Warp3.0J予約(251MByte) 拡張J:NT3.51J予約(251MByteNTFS) |
SCSI#1 IBM DORS-32160 拡張F:コンパイラ&データ(509MByte) 拡張G:DOS用ゲーム(509MByte) 拡張H:テンポラリ(509MByte) 拡張I:OS/2Warp3.0J予約(251MByteHPFS) 拡張J:NT3.51J予約(251MByteHPFS) |
SCSI#4 Syquest SQ3270S K:Removeable HDD |
SCSI#4 Syquest SQ3270S K:Removeable HDD |
SCSI#5 TOSHIBA XM-3701TA L:CD-ROM |
SCSI#5 TOSHIBA XM-3701TA L:CD-ROM |
DOS/V Magazineをみていたら、64MByte以上のRAMはHIMEMでは認識されないとの話があったので、Windows95では使っていなかったQemmの登板となった。変えてみたのはいいが、こいつも64MByteまでしか認識しない。たちが悪いのはWindowsの表示まで64MByteRAMとなってしまった。アップデートもしたがどうも自動ではだめのようで、手動で容量を指定してやるとうまく認識する。これでWindowsのメモリーもより余裕たっぷりになった様子で、起動直後にはNortonSystemDoctorの示す未使用物理メモリーが50MByte以上になったりする。ただ問題が若干あって、英語版なので日本語関係との相性が悪い。DOS窓で日本語モードだったりすると表示が消えたり、Oprimizeの時の表示が見えなかったりで散々である。再起動後についてはAUTOEXECの中で英語モードにしたりして何とかなっているが、開始時は問題ありだ。
Windows95を使うとMSDOS.SYSが書き換えられたらOSが変わったように見えたりするのが気になりだしたので、SystemCommanderも買い換えることにした。買ってしまってから気づいたが、買った値段よりバージョンアップ代の方が安かったのでちょっと悔しい気持ちである。それでもまあそれなりに値打ちのあるソフトだし、損したとは思わないけれど。新しいバージョンはConfigなどの変化を自動的に認識してコピーしてくれるから、コピーを忘れて途方に暮れることはない。ただ一度問題になったのは、Windows95が立ち上がらなくなってDOSからICUを立ち上げるためにConfig.sysとAutoexec.batを変えた後、再度Windows95を使ったら、ICU用のConfig.sysとAutoexec.batは勝手に上書きされていなくなってしまった。まあこれなど例外的な使い方だし、環境を書き換えた後でむやみに他のOSに変更しないように気をつければいいだろう。
こいつはウィルスチェックを買うか、QEMM8.0Jを買うか、悩んだ末の選択である。確かにウィルスチェックはここしばらくしていないし、Internetから続々とデータが流れ込んでくるし、いい加減危ないと思う。QEMMもWindows95Jとの連携を考えたら、実は日本語版の方が望ましい。それでもあまりまとめて買うと消化不良になることは目に見えている。Windows95も汚れてきたし、重要な課題であることはわかってはいたのだが、この手のソフトは以前十分使いこなせなかった経緯から、敬遠していたというのが実状である。何となくお掃除ソフトの中ではいい感じだったので、課題の重要性という点を加味して、あとは気持ちで決めてしまったというところであろうか。(※注 後日Ver.2.0にアップグレードするが、これはレポートしていない。このソフトの機能を使ってアンインストールすることは稀である。しかしながら、ファイルの使用状況を監視したり、追加や変更したファイルをチェックする機能でインストール後の変化を確認したりできるので、具体的な効果は少ないにしても決して役に立たないわけではない。)
長い間ないままで済ませてきた一太郎であるが、新バージョンも出たことであるし、何よりIBMの「ホームページビルダー」がついているという餌につられて買うことにした。しばらく使っていなかったので、カーソルがフリーになってしまうあたりなかなか馴染めないものがあったりする。現在これを書いているのも一太郎だけれど、まあふつうの文章を書くのにソフトの違いなどあったものでもない。そんな中でも文書の設定とか、行末の扱いとか、なかなかいい感じかなとも思う。ソフト自体が重いのがちょっと気になったりもするが、そのうち使い込んだらまとめて記載することとしよう。と書いたとたん、どうもシステムがおかしいことに気づいた。Norton SystemDoctorのCPU値が100%に張り付いたままなのだ。再起動してみたが症状は変わらず、ATOK10を疑ってATOK9に戻してみたりしたがいっこうに改善しない。ついにはCleanSweepのデーモンまで疑ったけれど、どうもスタートアップに追加された「JSクイックサーチファイル」とかいう妙なプログラムが、怪しい。関連するらしいプロセスを殺すとCPU値が落ちてくるじゃないか。試しにこれをスタートアップから外すとCPUは暇になった。そん なこんなで一太郎が重い感じがしたのは間違いのようだ。今はMS-Wordに比べたら遅いもののそれなりにちゃきちゃき動いている。ただ、標準のFEPをATOK10にするとCPU値が100%になる症状が再現したので、「JSクイックサーチファイル」だけが悪いのでもなさそうだ。今のところ標準のFEPをATOK9にして逃げている状態である。(文書を入力するときはATOK10に変えている)
一太郎を買うとついてくるATOK10であるが、現状のATOK9でも特に問題がないのであえて使わないでおこうかとも考えた。辞書などが新しくなったりして、移行が難しいような感触があったせいである。それでも旧辞書の登録単語を移行してくれるとのことで、思い切って使ってみることにした。結果、笑ってしまったのは、ATOK9も消されることなくそのまま使えたのであった。変換効率も元々高かったし、特によくなったという印象もないが、雰囲気的にはいい感じである。
アップグレード版があったのでさっそく対応した。今回はX-Modemで実施してみたが、特に速度が遅くなるわけでもなく、順調であった。アップグレードにはWindows95付属のHyperTerminalをCOM2直結状態で使用した。
機能的には、V25bis関係の改善と、V42での接続性の改善などが主なもので、いままでからたいていのところとは28,800bpsで接続できていたから、目に見える効果は今のところあまりない。あえて言うなら、ネゴシエーションがちょっと速くなったかなと言うところだ。
NetscapeMailが使いにくいので、メールソフトを変えた。10月はじめのことだから、前回のレポートにあってもいいはずだが忘れていたらしい。その間にもバージョンが1.09から1.12に上がったりして、相当進歩が早い。Niftyの送金代行で\4,000。しばらくの間メーリングリストにも参加していたが、多いときに1日に60通とかメールが来るので、いい加減煩雑になって退会してしまった。
機能的に何がすごいと言うほどのものでもない(ユーザーIDを複数使い分けるという機能があるのだが、残念ながら使っていない)が、オフラインでの使用を考慮してあって、さらに着信したメールを振り分けてくれるので、私にとっては必要十分だ。それよりも細かな使い勝手(見やすさとか、操作のしやすさ)がなかなかのものだ。
回線がつながりにくくなったと思ったら、増設された。別番号だがデジタルモデムなので回線品質がいいらしく、常に33,600bpsで接続される。しかも大阪東京間も1Mbpsになったり、東京のルーターを交換したりで、他が混んでなければ常にこちらのモデムのフルスペックが出る。メールサーバーも新しくなったのだが、こいつは今のところfjなどでも保存期間が従来よりも長くなっている(10日くらいは残っている)様子。
トラブルの連絡が英語のnewsだけというのも問題だったが、最近は日本語もあり、加えてmailも来る。このへんも相当進歩したようだ。
NewsLeaderがNetscapeNewsでは見にくいので導入した。問題はオフラインでは色々細工が必要なことで、妙なことをしてややこしいのはいやなので、オンラインのままで使っている。設定を色々触って割といい感じで使えるのだが、ファイル添付したものを、うまく読めない。まだ使い初めて2日なので、もう少し調べてみる必要がありそうだ。