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今熊野難波金岡資料館
語学留学資料室/おばあさんの語学留学記
Since July 28, 2001
今から12年程前、私は中国の北京と上海へ観光旅行に行きました。北京の地下鉄に地図を片手に乗り込んだ時のことです。車内が空いているときは座席に座っていてもホームの字が見えますから、今どこを走っているのか分かるのですが、車内が混雑しはじめると外が見えないので車内放送だけが頼りになってしまい、今どこを走っているのかが分からなくなって困りました。「帰ったら中国語の勉強をしよう!!」 そう思ったのが中国語の勉強を始める動機でした。
私の住んでいる地域は公民館活動が盛んです。その中に「中遊(チュウユウ)」という中国語の倶楽部(部員数13名前後)がありましたので、そこに入部しました。月2回、中国人の先生に講師をお願いし、中国語は勿論のこと、中国の習慣や物の考え方なども教えていただき、なごやかなクラブ活動をしています。最高年齢は90歳、若い人でも60歳前後です。平均年齢は65歳ぐらいでしょうか、90歳の彼に刺激されて皆頑張っています。私もこのような環境の中で楽しみながら中国語を学んでいました。
中遊クラブに入部して約10年が経過した1997年9月、私は中国・東北部の大連にある東北財経大学国際漢語文化学院に北京語を学びに単独で行ってきました。期間は3ヶ月、当年65歳の大冒険です。その時に中国・大連で初めて見た物や初めて感じた事などを思いつくままに書き綴ってみました。

大連からの帰国  ・・・ついに日本への帰国の途に

包先生の死  ・・・大連でお世話になっている包先生の突然の死に直面して

中国の温泉  ・・・湯船が5個所もある中国の大型温泉について

軍事訓練  ・・・私の少女時代の苦い思い出

餃子を食べに行って  ・・・こわいお兄さんを論して、皆に気を遣わせて

青橋までの話し  ・・・大連で一番の繁華街で

中国人学生の物の考え方  ・・・恋愛も交えて

おいしい焼き芋屋さんのおじいさん  ・・・とてもおいしいお芋

モンゴルへの旅  ・・・汽車の種類

ダンス  ・・・皆が歌って踊って、運動靴で

先生の家に招待されて  ・・・手作りの中華料理でおもてなし

一年後再び中国を訪ねて  ・・・飛行場まで迎えに来てくれた中国の友人たち


このホームページの作者は2006年12月に永眠いたしました。
中国留学から数えて9回目の冬のことです。
皆さまの多数の訪問に作者に代わって感謝いたします。有り難うございました。
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