おねえさん、こんにちは。
今回はぼくのお友だちを紹介します。
まずは、モンマルトルのヴァンサン墓地に住んでいる猫のお友だちです。ここのお墓は食事付きです。おまけに病気にならないようにワクチンもしてくれるんですよ。ID番号の刻印もしてもらっています。ID番号がないと、保健所に連れて行かれるんです。
ぼくはときどきここに来て、みんなとかくれんぼなどをして遊びます。
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ベランダでうとうとする彼女のいっちゃってる目がス・テ・キ!実はぼくのお気に入り。
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お墓には隠れるところがいっぱい。かくれんぼには最適だよ。 |
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ぼくたちどこにいるかわかりますか。今お食事中です。 |
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もじもじ、もじもじ...。えへへ、わたしたちお互いシャイなの。 |
ぼくたち猫にもいろんな人生、いや猫生があるんです。
続いて、ぼくが居候しているノートルダム寺院のガーゴイルたちです。一見みんな怖そうでしょ。でも実際はみんなとってもやさしいんですよ。ぼくを助けてくれたのも彼らなんですから。昔いたあのせむし男もガーゴイルたちにいろいろ相談にのってもらってたのはご存知ですよね。
ガーゴイルたちは、このノートルダム寺院の上からパリの街を守るために、このような姿に変えられたのです。彼らにはそれぞれ守る街のエリアが割り当てられていて、毎日そのエリアを監視してくれているんです。本当にごくろうさまです。
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(シメールのギャラリーにいるシメールたち) |
物思いに耽っているもの、何かを食い入るように見ているもの、お食事中のものなどいろいろです。 パリを監視している彼らからその日にあったいろんなお話を聞くのが楽しみです。いまだ、すぐ下の広場で踊っているエスメラルダの幻影を見ることもあるそうですよ。
では、また。
もも
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