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平塚の家/リフォーム


0 リフォームについて
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8 平塚の家/リフォーム-8
(END/完成写真)

リフォーム-8/平塚の家

PAO建築設計

リフォーム前

これはリフォーム前の様子です。


左側中央のグレーの扉は階段下収納です。この部分に今回増築した洋室の入口を作りました。

リフォーム前

完成写真/リフォーム後/入口廻り

洋室の入口ドアはこの奥にあります。

リフォーム後/入口廻り

完成写真/洋室入口ドア

ドアは品合板に洋室の床と同じ透明系の塗料で仕上げています。この部分は暗がりになるので、ドア上部に照明を付けました。

洋室入口ドア

完成写真/室内/北方向を見る

完成した様子です。


床の中央に見える長方形の枠は床下収納庫の扉です。大きさはほぼ畳一帖分、深さは約50cm (定価で約16万)です。 正面の大きな4枚折戸はクローゼット、その右は明かり取りのガラスブロックで、その下の小さな扉は収納です。部屋は9.3帖の広さがあります。

室内/北方向を見る

完成写真/室内/北方向を見る

収納関係の扉を開いた様子です。右側の壁にあるのは、壁を凹ませて作った飾り棚です。この部分の壁は、 既存部分との取り合い上どうしても厚くなってしまうのですが、既存部分をいじらない範囲で工夫して作り出しました。

室内/北方向を見る

完成写真/室内/南方向を見る

正面の掃き出し窓のみ、視線を遮る型板ガラスにしています。増築部分のサッシは全て断熱性が高く、 結露しにくいペアガラスを使用しています。

室内/南方向を見る

完成写真/2階ウッドデッキ出入口ドア

2階リビングからウッドデッキ方向を見た様子です。ドアを開くと簡単に外に出られ、気軽にアウトドア感覚が楽しめます。

2階ウッドデッキ出入口ドア

完成写真/2階ウッドデッキ出入口ドア

屋根の軒の出は1mあり、ドアを開いた状態でも直接雨は入りません。又、外壁に物干竿用の金物を取り付けましたが、これも軒下になる為、 洗濯物を雨で直接濡らすことはありません。


ドアのガラス部分が大きいので、西日を遮蔽するためブラインドを内蔵したペアガラスにしています。このドアを開くことで、快適な風が期待できます。

2階ウッドデッキ出入口ドア

完成写真/2階ウッドデッキ/北方向を見る

ウッドデッキの床、そして手摺の腰壁部分は水に強いウェスタンレッ ドシダー(米杉)材、厚さ4cmを使用しています。年に1回程度、木材保護塗料を塗る必要があります。

2階ウッドデッキ/北方向を見る

完成写真/2階ウッドデッキ/北方向を見る

ウッドデッキの床は5分割に分かれて防水層の上に置かれています。腰の木の部分も簡単に取り外しが可能です。したがって年月が経ち、 これら木の部分が傷んできたら、容易に取り替えが可能です。


左側が崖が後退した西側ですが、崖の上にはネットフェンスが有り、低木で植栽され、更に中木が植えられており、この一帯にはこちらが見える家は全く無く、 緑が豊かで日の良くあたる、とても静かな環境です。

2階ウッドデッキ/北方向を見る

完成写真/全景/北方向を見る

最後に増築部分と既存部分合わせて、外廻りの塗装をします。外壁のサイディングの青系の塗装は、 築10年程が経過して、その色はだいぶあせていましたが、これで新築当時の姿になりました。

全景/北方向を見る

完成写真/全景/南方向を見る

外部の塗装工事が終わり、足場を撤去して工事は完了です。

全景/南方向を見る

 建物が完成した後、建主、設計者そして施工者が立ち会って、建物が図面通りに出来上がっているか、最後の確認をします。
細かいところでは、何箇所か手直し事項がありました。後日、指摘した手直し事項が完了したことを確認して、施工者から建物の引き渡しを受けます。
 引き渡しとは、建物の管理が施工者の手から建主側に移ることを意味しています。手続きとしては、工事代金の残額を支払い、領収証・鍵などを受け取ります。 その他に引き渡し関係書類の交付・設備機器などの取り扱い説明などもあります。
 この引き渡しが済むと建主にとっては、建物が本当に自分の物になったという、実感や大きな安堵感があると思います。リフォームはその工事の性格上、住みながらの工事の為、煩わしい点、 不自由な点なども伴います。設計者として引き渡しにも立ち会いますが、建物が完全な形で建主に無事引き渡されることは、設計に携わった者にとっても、安堵感と共に大きな喜びです。


 これでひとまずこのレポートを終了します。最後まで見て下さいまして、月並みですが、ありがとうございます。細かくレポートすれば、もっと多くのことを伝えられますが、 まずは全体の流れを伝えたくて、この程度にしました。
書き足りない点・説明不足な点は、機会があれば又後日とさせていただきます。


 最後にこの工事の施工に関わった皆さん、そして現場担当のHさん、ご苦労様でした。そしてこのような機会を与えて下さいました、建主のK夫妻には、この場を借りて改めて感謝致します。


END

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