リフォームについて
PAO建築設計
リフォームの大切なポイント
住宅を建ててから時が経つにつれて、次第に不満も出てきます。それらはライフスタイルや家族構成の変化、 老朽化の進行、あるいは住宅を取り巻く環境の変化などからでしょうか。
「とりあえず今は、何とかなるけれど、いずれは何とかしたい。」
こう言った不満、ストレスが生まれてくるのは、ごく自然な事かもしれません。
新調したスーツが一生着られるわけでもありません。体型的に最近きついとか、汚れが目立つようになった、全体的にくたびれた感じ・・・・。 こうした小さな不満が次第に溜ってきます。住宅の場合、どうしても毎日使うものだから、予想外のことも起こりますし、いつもそう神経質に手入れをすることもできません。
よってある時、大決心をし、今度はこうしよう、ああしようと、住み始めてみて、初めて分った不便な点など、今までの経験を生かして、更につっこんだ、 我が家に合った暮らしやすい住まいにする為に思いは膨らみます。
住宅をリフォームする事は、住まいを長持ちさせ、その後の住み手の人生をより快適にするもので、これからの長い将来に関わる大切な事柄です。そのような意味でも、 工事に入る前の計画の段階も急ぐことなく、十分に時間をかけ、納得しながら進めることは、今後に後悔を残さない為にも、とても大切なポイントです。
定期的にリフォーム(補修)することで、住宅の劣化の進行を遅らせ、より長持ちすることが、下記のグラフ等でも広く紹介されています。
住宅は、全く補修をしないと、Bのように急速に傷みが進行しますが、 5年毎位に補修をすれば、劣化が回復して、 Aのように傷みの進行を 遅らせる事ができます。
住宅の劣化の進行