冬の鳥取砂丘シリーズ No.2

ボーイスカウト

私事で申し訳ないが(このページ以外にも私事ばかりに付きあわされる事になるが)、私は過去の小学校高学年から中学校の2年までボーイスカウトに所属していた事がある。
アースカラーのユニフォームに首に巻くスカーフ、かっこいいテンガロンハット、ロングソックスにはガーターがついているあれである。




そこでは団体生活を習い、キャンプの仕方を習い、ロープの結び方、怪我の際の応急処置の仕方、ご飯の炊き方、まきのくべ方を習い、手旗信号を習った。
晴れの日は砂丘のゴミ拾いもやったし、赤い羽根募金で街角に立って声を張り上げた事もある。夜間ハイクと言って一晩中隊列を作って山中を歩いた事もあるし、けもの道を目印がないか探りながら地図とコンパスを頼りに歩き回ったりもした事がある。
喉が渇いたら、そう、ファンタ・ゴールデングレープのあった時代である。
えっ知らないって?
1973〜1975年頃のことですよ。
(コカコーラのビンのキャップの裏にスーパーカーの絵がついていた時代もあったな。それはこれよりも後の話)
そんな時代もあった。場所は鳥取砂丘と十六本松。(ローカルな話題ですみません)
今となってはどれもこれも、昔の懐かしい想い出ばかりだ。




さて、写真に写っているのは砂丘サイクリングコースなのだが、このコースを自転車で走っている人をついぞ見かけなくなった。(私が盆暮れ正月しか郷土にいなくて普段を知らないせいもある)

自転車で走るには急な坂はあるし、道が舗装されているとはいえ、辺りに人がいないと夕方ぐらいになると怖いしで、時たまジョギングをする人を見かける程度になった。

この道をまっすぐに行くとこどもの国やキャンプ場に突きあたる。
左側には松林の薮があるがその向こうが鳥取砂丘である。

こどもの国は写真には撮っていないが、小さな遊園地だと思ってもらえばよい。
子供が身近にいないので、こういった所にはついぞ来なくなった。入園料を取るので、子供の頃もあまり連れて来てもらった記憶が無い。
この辺一帯はあまり手を入れて欲しくないものである。
昔のボーイスカウトの頃の想い出を壊して欲しくないものだ。

1998/1/19 Toru Okajima

 

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