ジャンク箱 (コラム)

2006/8/8 更新

 このコーナーでは、メディア批評から、秋葉原ジャンク情報、
白木屋のビールについて、など日頃Mが、感じている事、や
っている事を、取り留めなく書いていきます。
あまりに重くなったので古いものをバックナンバーに移しました。 コラム バックナンバー
さらに重くなったので新しいものを見出しのみの表示にしリンクしました あまりに長いあいだ、書いていませんでした 仕事が忙しかったというよくある言訳の影に あきれるばかりの出来事が多く、書く気にな れななかったというのが、本当の気持ちです

はじめに すでに読んだ方は、とばしてください
私は以前、古いラジオを持っていました。
それは、国民二型ラヂオという戦時中に作られた真空管の物で、
多くの日本人の人生の転機に立ち会ったラジオでした。
敗戦を伝え、極東放送の軽やかな音楽を伝え、鐘の鳴る丘で、銭湯を空にし、
民間放送の産声を伝えたそのラジオ。
私は、それを見ているとメディアが何を伝えるか、人にどう影響してゆくか、
という事を、真摯に考えさせられます。

そのラジオの前で、正座して玉音放送を涙を流しながら聞いていた人々は、
復興という大きな目的で、ひとつになって邁進し、いつのまにかにこの国を
エレクトロニクス大国にさせました。
そして、ラジオからテレビに大衆メディアは移行してゆくのですが、
敗戦からこの国でまったく変わらないのが、情報の流れかた ではないでし
ょうか、
流す側から、受け取る側へ、情報は、水の流れの上流から下流へとゆくのと
同じように進んで行きます。
受け手側は、いつでもそれが正しい情報だと信じ、またその情報は、タダだ
と思って受け入れています。
はたして、本当にそうでしょうか、
本当にそうだったのでしょうか。
メディアの中での情報は、必ず誰かの意志が加わって発信されています。
これは、当たり前の事です。
そこで問題なのがそれが正しいかどうかです。
何年か前にイラクでの戦争でアメリカのメディアから、油まみれの水鳥の映
像が流された事がありました。それがイラクのやった事として、
アメリカ国民や日本人の多くも、なんて残酷な、と思いアメリカの世論を、
進攻へと導いたのですが、本当は、アメリカが攻撃したイラクのプラントか
ら、流出した油だったのです。

小さなニュースでは、こんな事がありました。
ある交通事故の話で、「**容疑者は、制限速度40キロのところを、10
キロもオーバーした猛スピードで走行し、事故を起こしたものです。」
能面のようなニュースキャスターが伝えました
。 ちょっと待って! まるで極悪非道のようなコメントだけど、これを伝えて
いるアナタ、車を運転する人なら平均的にそのくらいのオーバーで走ってま
せん?
これは、警察づめのアホな番記者が、警察発表を一言一句変えずに(よくあ
る事ですが、自分で理解しようとせずに)そのまま流したからです。
今述べたのは、ほんの一例です。
毎日流される情報は、多かれ少なかれこんなものです。
そこで、すべてを信じず、その情報の中に隠れている事実は何かを、自分な
りに考えようとすると、きっと少しずつ感じることが出てきます。
嘘と秘密がいっぱいだということを・・・
このコーナーでは、これからもマスメディアで話題になった事を取り上げ、
自分なりに感じた事を述べてゆきたいとおもいます。
データのミスでフランス大統領選と、携帯メールのページを、削除してしまいました。
別に、何らかの圧力等があったわけではありません。悪しからず。

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NEW!! ウイニーが悪い!?
原爆被爆者への差別
アイドリング禁止(政治家と庶民の温度差)
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